体を蝕む多くの病|専門クリニックの利用でゲンキボディ

歯にも影響を及ぼす

腎臓機能が低下すると、虫歯や歯周病の原因になります。

軽度なものから重度なものまで、日本人の約8人に1人が慢性腎臓病にかかっているといわれています。また腎臓病は虫歯や歯周病と密接に関係してくる病気ともいわれています。もともと腎臓は働き者の臓器といわれ、血液の毒素や老廃物を排出する浄化作用や体内の水分量と電解質を調節する作用、骨を形成するためのビタミンDを活性化する作用があります。ところが虫歯や歯周病菌が体内に侵入すると、腎臓病で腎臓機能が低下している場合はうまく排出できず体内を蝕む危険性があります。また抗生物質や医薬品を投与しても、薬の有害成分がうまく排出できなくなり体内に蓄積されるのです。そしてビタミンDの活性化が妨げられることでカルシウムの吸収率が低くなり、歯がもろくなって虫歯の原因にもなります。このように腎臓病は歯科治療にも影響する病気ですので、早期発見・早期治療をすることが大切です。さらに腎臓病が進行している場合は、歯科治療を受ける前に主治医に相談するなど注意する必要があります。

腎臓病治療と歯科治療の効果的な方法について。

ところで腎臓病が進行し症状が悪化すると、人工透析を受ける必要があります。人工透析をしている人の中には、虫歯や歯周病を患っている人も少なくありません。ところが止血や感染に関する問題などがあって、歯科治療をためらっている人工透析患者も少なくないといいます。しかし虫歯や歯周病を治療しないと体内に細菌が侵入して腎臓機能がさらに低下し、悪循環になってしまいますので歯科治療は病状の状態をしっかり観察しながらでも受ける必要があります。そこで最近では双方の医療機関の間でも腎臓病患者や人工透析患者が安心していずれの治療も受けることができるよう、相互に連携をとるシステムを構築する取り組みを進めています。そして止血や感染を防ぐ最善の方法で治療が行える体制を整えています。これらの取り組みにより病状を改善し、快方に向かっている患者も少なくありません。